2023年3月の記事一覧

3年生が、1,2年生に向けた入試対策の講話を行いました

 3月7日(火)3校時に体育館で、総合的な学習の時間の”ピア・サポートプログラム実践”として、3年生が1,2年生を対象とした進路実現のための講話『受験を知ろう』を行いました。

 前期試験や私立高校入試が早く終わった3年生有志が、自分たちの経験・体験をまとめ、それを下級生に伝えるという取組です。今年初めて”ピア・サポートプログラム”の他学年への支援活動として設定しました。

 内容や構成は全て3年生徒に任せ、タブレットPCを使って作成しました。内容は、まず公立前期選抜で出された各教科の問題とポイント(実際に数問解かせてから解答解説)、受験勉強のための環境調整や具体的な工夫の紹介、模擬面接のロールプレイと解説、最後に質疑応答と、もりだくさんの内容で50分間、生徒主体で進行しました。

 3年生は、伝える内容をできるだけわかりやすく、また、入試の経験者として実感を伴ったアドバイスなども伝える工夫をしていました。

 1,2年生は、受験に関する講話を、初めて先輩から聞く体験をしました。経験を元にした情報や話、ロールプレイなど、真剣に見て聞いていました。質疑応答でも多くの質問があり、時間が足りないほどでした。

1,2年生は真剣な態度で聞きました始めに前期選抜の問題を解かせます面接練習の様子をロールプレイで再現しました

 

 

 

 

 

面接でのあいさつの仕方も具体的です質疑応答は時間まで丁寧に答えていました

 

 

公立高校後期選抜がおこなわれています

 3月7日(火)~8日(水)に、令和5年度長崎県公立高校入学者選抜(後期選抜)が各学校で行われています。

 7日は国語、英語、理科の検査、8日は社会、数学の検査と面接が行われます。新型コロナやインフルエンザも減少し、追試や別室受験もないようです。

 今年度の最後の受験の山です。各自、これまで努力してきた成果を発揮して進路実現を目指してほしいと思います。健闘を祈ります。

1年社会科で国際協力について学びました

 3月6日(月)1校時~4校時に、1年生の各クラス1時間ずつ、社会科の授業の中で、JICA(国際協力機構)推進員の小田智子 さんにご来校いただき、国際協力について講話をしていただきました。

 1年生の社会では地理的分野を学習しており、これから”南米”の学習に進みます。その前にNGOやJICAの活動について学び、今回は特別に、担当の石橋先生のお知り合いで、実際に海外で支援活動を行われた経験をお持ちの小田さんに依頼し、国際支援活動の意義や活動内容について講話をしていただきました。

スライドや動画を使ってわかりやすく話していただきました。実際に支援活動をされた体験をもとに、動画や画像を使って説明されました 

 

 

 

 

 生徒の感想を一部紹介します。

 「世界の困っている人々に少しでも力になりたい」という想いで世界各地に行っているということは、とてもかっこいいと思いました。そして「日本だけが良ければいい」という気持ちではなく、国境を越えても同じ世界に住んでいる人として、支援する姿はすごいと思いました。・・・・

 スライドでの開発途上国での写真、1枚1枚の一人一人の顔が笑顔になっていて、楽しそうでした。たくさんのことを分かりやすく教えて下さった小田さん、この大切な授業を設けて下さった石橋先生、先生方に感謝です。・・・

2023 ジョギングフェスティバル in さざ,河津桜・シロウオまつりが開催されました

 3月5日(日)9時より、”2023 ジョギングフェスティバル in さざ” が3年ぶりに開催されました。早朝から選手や役員の方々が本校グラウンドに集合し、9時より佐々町体育館で開会式が開かれました。開会行事や諸注意の後、ファミリーから各年代別等のカテゴリーと走行距離(10㎞、3㎞、2㎞、1.5㎞)により、28種目に分かれてロードレースが行われました。本校からも陸上部が9人出場しました。最高齢は80歳代の方もおられたようで、幼児から高齢者まで老若男女、数多くの方がエントリーし、力走されていました。

多くの種目があり、招集も大変です沿道では多くの声援がありました

 

 

 

 

 これと並行して、佐々駅周辺では、河津桜まつり・シロウオまつりも同じく3年ぶりに開催され、出店やステージイベントなどで盛り上がっていました。

 本校吹奏楽部も午後からの演奏に参加し、皆さんがよく知っている歌謡曲やアニメソングなど数曲を演奏し、会場を楽しませてくれました。

29人の部員が参加しました時折風が吹いて楽譜が飛んだり譜面台が倒れたりして大変でした明るい曲は会場みんなで手拍子をして盛り上がりました

 

 

 

 

 

川沿いの斜面には菜の花土手にはきれいな河津桜が咲いていました

数学科、社会科研究授業を行いました

 3月1日(水)6校時に3年2組で数学、3月2日(木)1校時に3年4組、6校時に3年1組で社会の研究授業を行いました。

 数学は、「母集団の傾向を、標本調査によって推定する」という学習内容で、ミニトマト300個の糖度の平均値を、標本調査で推定するという課題でした。これは実際に野菜や果物の収穫時期を決めるために必要な操作であり、数学で学ぶ『統計』が私たちの身近な生活の役に立っている実例の1つです。標本調査の平均値や箱ひげ図のデータから、母集団全体の傾向を読み取る学習に、班ごとに協力しながら取り組みました。

 社会は、「世界平和と人類の福祉の増大」という単元末の発展的な学習として、架空の国際問題の解決を、ロールプレイをしながら考えるという題材でした。架空のアニマル大陸にある、4つの国の状況を踏まえながら、「食糧問題による緊急援助」「水量の減少問題」「外交問題」等を国際会議の場で国の代表として話し合い、合意形成を目指すという内容です。クラス全員が4つの国と議長国に別れ、それぞれの国の事情や他国への要求を出し合いました。

 大変深い内容であり、グループで協議したり、会議で話し合う場面では時間設定が難しかったとおもいますが、今、現実社会で起こっている解決すべき問題を多く含んでおり、社会を学ぶ上で大変貴重な勉強だと感じました。

まずは各国内でどのような主張をするか協議を行います議長国代表も国際会議を上手に運営するために事前打ち合わせを行います

 

 

 

 

議長国の進行で国際会議が展開します

 

 生徒たちは、どうしたらよりよい合意形成ができるのか?これまで学習した内容を駆使して考え、議論を行っていました。