ピア・サポートプログラム基礎の授業を行いました

 2月7日(火)4校時の総合的な学習の時間は、ピア・サポートの基本プログラム⑦「人間関係づくり(説得力のある言い方や態度)」について各学級で取り組みました。

 いつものように、アイスブレーキングで緊張をほぐした後、このプログラムのねらいについて、デモンストレーションを見ながら確認しました。

 デモンストレーションでは、友達から「1週間海外旅行に行くので、ペットのヘビを預かって欲しい」という依頼を受け、どのように断ることができるか?というものでした。

 受け答えの中で、「アサーティブ」なコミュニケーションをいかにとれるか?が重要なポイントになります。この「アサーティブ」のポイントとは、①相手の気持ちも、自分の気持ちも大切にする。②相手の話を最後までしっかり聴く。③相手を怒らせず、けんかせずに自分の意志を伝える。ということです。

 人との関わりの中で、相手を怒らせたくない、関係性を悪化させたくないために、自分の気持ちをしっかり伝えられなかったり、相手に必要以上に迎合してしまい、自分自身が嫌な気持ちになったりすることがあります。そんな時、コミュニケーションスキルとして、「アサーティブ」なコミュニケーションが役立ちます。

 とはいえ、実際の人間関係の中では難しい面もあり、相手を尊重する気持ちと共に、自分の考えをわかりやすく伝える技術や、ちょっとした勇気も必要となります。

 生徒はロールプレイ(役割演技)をしながら、「こんな時、どう言えばいいのだろう?」と悩み考えながら、よりよいコミュニケーションについて学んでいました。

友達から無理なお願いをされた時の断り方教師と生徒で会話の実例を示します