第2回学校保健委員会を開催しました

 2月15日(水)13時45分から、図書室にて第2回学校保健委員会を開催しました。出席者(学校保健委員)は、学校医:川村様、学校歯科医:畑田様、PTA会長、副会長、校長、教頭、教務主任、各学年主任、保健主事、養護教諭でした。

 始めに、今年度の学校保健委員会テーマ「基本的生活習慣の定着を図る」について、健康チェックカードを使った取組みと記入内容の集計結果、考察について説明がありました。課題として、特に8月は「メディアの使用時間が長い」生徒が多かったことがあげられました。1日に5~6時間利用する生徒がいる一方、ノーメディアデイを設定して実施できた生徒もいるようでした。生徒の感想の中には、「スマホの利用時間が長くなってしまった」「スマホを見る時間をもう少し減らそうと思う」「メディアの使用時間を自分でコントロールできるよう頑張りたい」「毎日寝るのが遅くなって部活や宿題に集中できない時があったので早寝を心掛けたい」などの記入がありました。

 学校だより(第19号、20号)でもお伝えしたとおり、全国学力・学習状況調査でも、本校の実態として、1日あたりのゲームや動画視聴時間が長い傾向にあり、1日の家庭学習時間は短い傾向にあります。心身共に健康な生活と学力向上のためには、「メディアのコントロールと十分な睡眠時間の確保」が重要なポイントだと考えます。

 次に、保健室の利用状況の集計結果の説明、続いて各学年から、生徒の状況、その後、学校医、学校歯科医の先生方からご助言を頂きました。コロナ感染者の減少と同時にインフルエンザ罹患者が増加していること、3年生を中心に時間が取れる時に歯科治療を勧めることなどを、お話しいただきました。

 最後に、次年度の活動の方向性について提案があり、今年度に引き続き、テーマを「基本的生活習慣の定着を図る」とすることに決まり、閉会しました。

 安心・安全で、心身ともに健康な学校生活・家庭生活を続けることは、中学生にとって最も大切なことだと考えます。そのために何が課題か、個人で、家庭で、学校で、地域で、それぞれできることは何か?生徒と一緒に考えながら今後も取り組んでいきたいと思います。