学校ブログ

人権学習基礎、全校人権講演会を開催しました

   今年度2学期の人権学習は、9月に各学年別の人権学習(基礎①)、11月9日(水)の人権学習(基礎②-1)、11月29日(火)の人権学習(基礎②-2)を行い、その中で、日本にあるいろいろな人権課題を知ること、差別とは何か?差別する心について考えること、「アンコンシャス・バイアス」「マイクロアグレッション」等の無自覚・無意識に人を傷つけ差別してしまうことの理解を進めてきました。

 このように本校における人権学習では「自分の感情に気づき、さまざまな感情を認めること」「感情を言葉にすること」「人によって感じ方が違うこと」「安心して本当の気持ちを分かち合える集団をつくること」「自分を発見し、大切にできること」「社会の中の差別の現実とその克服への努力が全ての人の人権を保障することに気づくこと」などのねらいを、段階的に達成できるよう取り組んできました。

 そして11月30日(水)5,6校時には本校体育館にて外部講師をお招きして人権学習講演会を開催しました。講師は、山口県人権啓発センター事務局長 川口泰司 様です。講演会では是非、全生徒へ直接訴えたいという講師の願いで、全校生徒が体育館に集まり、川口さんの講演を聴きました。同和問題やネットでの差別を許さず、どう戦っていくか?川口さん自身の体験を通して生徒の様々な思いや考えが広まり、深まって、最後の質疑応答では多くの生徒から感想や気づいたこと、こんな学校にしたい等の意見が出ました。

 

3年生が修学旅行発表会を2年生に行いました

 11月29日(火)5~6校時に体育館で3年生2年生全員に対して「修学旅行報告会」を行いました。これは、今年度新たな取組として実施している「ピア・サポートプログラム」の一つとして初めて実施しました。

 3年生は、各班で自分たちの修学旅行の振り返りとまとめを行い、タブレットPCでスライドを編集し、2年生に向けて学んだこと、経験したことを伝えました。2年生は興味を持って真剣に聞いていました。今年度は、このような形で学校行事の中(体育大会、合唱コンクール、職場体験学習等発表会等)で学年間の交流を仕組み、生徒の自己効力感、お互いに助け合い、支え合う気持ちの育成を図っています。

 

 

デートDV防止教室を開催しました

 11月28日(月)5,6校時に本校体育館にて3年生を対象として令和4年度デートDV防止教室を開催しました。目的は、「現在、社会問題化している10代のデートDVについての早期予防を行うことで、より良い男女交際のあり方や人権について考える機会とする」ことです。講師は、昨年度もお願いしましたNPO法人DV防止長崎の岳村由美子様です。

ロールプレイで相手とのやりとりを考えました生徒代表のお礼の言葉

 

 

 

 

  講演では、ジェンダーや格差、人権に関すること、交際中に相手を束縛し、心・身体・性的に相手を自分の思うとおりにしようとすることの危険性、早く暴力に気づき、Noといえる対等な人間関係をつくることの大切さなど、わかりやすく伝えられました。また、相手を責めるyouメッセージより、自分の気持ちを言葉にするI(アイ)メッセージが有効であること等をワークシートを使って学び、さらに、生徒代表によるロールプレイで、日常での友達とのトラブル(会話)の例を通して、どのように意思表示をしたら良いかみんなで考えました。

 

 

税の作文表彰がありました

 11月25日(金)16時20分から、校長室にて、平戸税務署の方が来校され「税の作文表彰」が行われました。

 受賞は長崎県納税貯蓄組合連合会会長賞1名(3年)、平戸税務署長賞1名(3年)、平戸税務署管内納税貯蓄組合連合会会長賞1名(3年)、に加え、学校への感謝状も頂きました。

 文化面での活躍も光る佐々中学校です。受賞されたみなさん、おめでとうございます。

 

 

 

 

 

佐々町教育委員会学校訪問がありました

 11月25日(金)9時20分から、佐々町教育委員会学校訪問がありました。佐々町教育委員4名、教育委員会より5名が来校され、2校時~3校時で全職員の授業参観、その後図書室にて校長より学校経営について説明、質疑応答の後、指導助言をいただきました。

 

 

 

 

 

 授業参観は各教科、数分ずつでしたが、全教科の授業と生徒の活動の様子を熱心に見ていただきました。

 学校の様子としては、「文化・スポーツ面で今年度も数多くの活躍があり、力を発揮していること」「コロナの影響はあったが、予定していた学校行事は無事に実施できたこと」「生徒指導面では校内外での問題行動も減少し、全体的に落着いてきたこと」「前期学校評価の結果も良好で、ほとんどの生徒が真面目に学校生活を送っていること」等を説明しました。また、学校の課題としては、「不登校の増加と対応」「特別支援教育の充実」「学力向上とキャリア教育の充実」「職員間の情報共有と協力体制」等がありました。 

 ご意見や感想、指導助言では、「職員も協力しながら前向きに取り組んでおり良い雰囲気を感じた」「小学校で身につけている伝え合い・学びあいの力を中学校でさらに継続・発展させてほしい」「授業改善の具体的な取り組みとその成果を示す」「教育計画をしっかり作成して継続的な取り組みを続ける」「卒業後の進路について」「タブレットPCの活用について」など、貴重なご意見やご指導をいただきました。これからもう一度学校組織としての取組を再確認し、3学期~次年度に向けて改善を続けていきます。